• ポイントサイトの友達紹介は気が引けてしまいます。
  • ポイントサイトの価値を紹介したい人が分かってくれません。自分の紹介の仕方が悪いのでしょうか?

メルマガ読者の方とコミュニケーションをしていると、このような相談を受けることがたびたびあります。友達紹介は考え方を間違っているとなかなか成功しません。

本記事では「7つの習慣」の中の「第4の習慣 Win-Winを考える」という習慣に関連付けて、友達紹介を成功させる行動について考えていきます。

7つの習慣

7つの習慣のうち、第1の習慣から第3の習慣までをマスターしただけでもある程度の私的成功はします。ANAマイル貯め方 -基本編-を黙々とこなしていけばマイルは十分に貯まります。周囲の人とコミュニケーションする必要もありません。

しかし、第4の習慣から第6の習慣はあなた一人が成功すればいいというわけではありません。周囲の人とコミュニケーションをして、あなただけではなく、周囲の人も成功させる行動をとる必要があるのです。

ポイントサイトの友達紹介こそがあなたも成功して相手も成功する行動です。
7つの習慣の中のWin-Winの関係にあたります。

あなたと相手との関係が「Win-Lose(あなたがマイルを貯めて相手はマイルが貯まらない)」「Lose-Win(あなたはマイルが貯まらないが相手はマイルが貯まる)」「Lose-Lose(あなたも相手もマイルが貯まらない)」ではいけません。絶対に「Win-Win(あなたも相手もマイルが貯まる)」であるべきです。

友達紹介を制するものはマイレージを制するで説明した通り、友達紹介をすると、あなたにも相手にもポイントが入る仕組みになっています。この仕組みこそがWin-Winの関係になる仕組みなのです。

メルマガ読者から「友達紹介をするのは気が引ける」という相談を受けることがありますが、これは友達紹介の仕組みを理解しておらず、友達紹介がWin-Winの関係になることを知らないからではないでしょうか。
但し、友達紹介をする相手に対して、あなただけが得をして、相手が損をするようなポイントサイトの使い方を勧めた場合、「Win-Lose」の関係になってしまいます。このような行動を繰り返すと、周囲の人を不幸にしますし、あなたも幸せにはなりません。

正しく友達紹介をして、友達紹介が成功すれば必ずあなたと相手はWin-Winの関係になります。ところが、ポイントサイトに登録する明確なメリットをどんなに説明しても、友達紹介が成功しないことがよくあります。

これは
「ポイントサイトの価値を紹介したい人が分かってくれません。自分の紹介の仕方が悪いのでしょうか?」
という相談をしてくる人の悩みです。

相手にとって明確なメリットがあるにも関わらず友達紹介が成功しない大きな原因は、
あなたの信頼残高が少ない
ことが挙げられます。

信頼残高とは信用力の貯金のようなものです。もう少し分かりやすく説明すると、「相手がどのくらいあなたを信用しているか」です。

人はそれぞれ信頼口座をもっていて、銀行の預貯金と同じように口座に信頼を預けたり、引き出したりしています。

預け入れ(信頼残高が増える) 引き出し(信頼残高が減る)
約束を守る 約束を破る
親切であり礼儀正しい 不親切であり無礼な態度
期待に応える 期待を裏切る
謝る、謙虚な言葉 謝らない、傲慢な態度
人の悪口を言わない 表裏がある(陰口を言う)

普段から預け入れの行動をとっていると、あなたは信頼されます。これが信頼残高が高い状態です。信頼残高が高い状態でポイントサイトを友達に紹介すると、100%近い確率で成功します。

実はポイントサイトのメリットをくどくどと説明する必要はありません。
「あなたが言ってることだから信用できることだろう」
と思ってもらっている状態です。

リアルの友達に対しては普段から信頼残高を高める行動をとるように意識しておけば、自然と信頼残高が高くなるので、ポイントサイトの友達紹介は非常に簡単です。まずは誠実であることが重要ですね。

難しいのはオンライン(ブログやメルマガ等)で友達紹介する場合です。オンラインで信頼残高を増やすのには時間がかかります。

Googleなどの検索エンジンで検索して見つけた情報を発信している人をすぐには信用できませんよね?

だから私はブログやメルマガを通して、役に立つ情報、ためになる情報を日々発信をしたり、メルマガ読者の相談にのったりして、信頼残高を増やしています。

私はメルマガ読者の方に

  • なぜこれだけの情報を無料で公開しているのですか?
  • 有料にしてもいいんじゃないですか?

というコメントをよくもらいます。

私はブログやメルマガで丁寧に情報を発信を発信して、時間をかけて信頼残高を貯めているのです。

長くブログやメルマガを購読いただいている方に対しては、信頼残高が高い状態です。
何か有料の企画を打ち出しても参加してくれる人は多いでしょう。どちらかというと、ある程度参加人数を絞りたい場合に有料にします。無料にすると1000人参加してくれそうな企画でも、有料にすると100人くらいに絞ることができます。さらに高額にすると10人くらいに絞ることも可能です。

Win-Winの関係を築くためのベースとなる状態が「信頼残高の多い」状態なのです。この状態を保ってさえいれば、ポイントサイトの友達紹介をしても、有料の企画を提案しても成功します。信頼残高が高い状態は、「情報」に価値を感じてくれている状態というよりも、「人」に価値を感じてくれている状態です。

次回は「モテる人の行動からマイルを貯める方法を学ぶ」という話をします。7つの習慣のうち「第5の習慣 理解してから理解される」に関連した話です。

  • はじめは張り切ってマイルを貯め始めたのに、面倒になって1、2ヶ月で諦めてしまいました
  • マイルを貯めるのを休止していたけど、今回メルマガで紹介してもらった手法なら自分にもできそうなので、もう一度頑張ります

メルマガ読者の方とコミュニケーションをしていると、このような話をたびたび耳にします。このような話をする人は実は同じことを何度も繰り返す傾向にあるようです。

それはなぜかというと、マイルを貯めるモチベーションをうまくコントロールできていないからです。

本記事では「7つの習慣」の中の「第2の習慣 目的を持って始める」という習慣に関連付けて、モチベーションについて解決していきます。

7つの習慣

モチベーションを保てない大きな理由は
マイルを貯める目的が曖昧で、ゴールを設定していない
からです。

このゴールを設定することの重要性が「第2の習慣 目的を持って始める」には書かれています。

マイルを貯めるゴールを漠然と「毎月2万マイル貯めること」に設定してしまうと、ゴールとして非常に弱いです。自分でゴールを設定するときは「なぜ?」「どんないいことがあるの?」を2、3回繰り返すと本当のゴールの近づけます。私が普段からよく用いる手法です。

なぜ毎月2万マイル貯めたいのか?
半年に1回、家族を旅行に連れて行ってあげたい
なぜ半年に1回、家族を旅行に連れて行ってあげたいのか?
家族が旅行に行きたがっているのにこれまでほとんど旅行に連れて行ったことがない
家族を半年に1回旅行に連れて行くと、どんないいことがあるのか?
家族のコミュニケーションが増えて家族の中がよくなり、家族が幸せになる

という具合に、自分自信に「なぜ?」「どんないいことがあるの?」という質問を投げかけてじっくりと考えてみます。これは人それぞれなので、誰かに聞いても答えがでる話ではありません。あくまで自分の答えをだします。この作業を行うことで、目標の設定にも深みが増します。

注意が必要なのは、初めから大きすぎる目標は設定しないほうがいいということです。目標はいつでも修正可能なので、徐々に徐々にに大きくしていきましょう。

目標を達成したときの自分を常に想像していれば、モチベーションが下がることはありません。

次回は「自分も相手もマイルを貯めて幸せになる」という話をします。7つの習慣のうち「第4の習慣 Win-Winを考える」に関連した話です。

あなたがマイルをうまく貯めることができないとしましょう。

もしそんなとき、あなたはどう考えますか?

  • マイルを貯める手法が難しいからだ
  • 年齢が若くなくてパソコンが苦手だからだ
  • 育児が忙しくて時間がないからだ
  • 海外に住んでいて実践できないからだ

これは全部、メルマガ読者の話を聞いたときにでてきた実際の発言をメモしたものです。

本記事では、「7つの習慣」の中の「第1の習慣 主体性を発揮する」という習慣に関連付けて解決していきましょう。

7つの習慣

  • 第1の習慣 主体性を発揮する ←今回の記事はここ
  • 第2の習慣 目的を持って始める
  • 第3の習慣 重要事項を優先する
  • 第4の習慣 Win-Winを考える
  • 第5の習慣 理解してから理解される
  • 第6の習慣 相乗効果を発揮する
  • 第7の習慣 刃を研ぐ

最初が肝心とはよくいったもので、7つの習慣の中でも第1の習慣は残りの習慣を形成する上でもベースとなる習慣です。

普段から主体性がない考え方や行動をしている人は、何かできない理由を周囲の人や周囲の環境のせいにする傾向があります。これは普段から発する言葉にもよく現れます。

受身的な言葉 主体的な言葉
~をしろと言われればする 私がする
私はそういう人間だ 私はもっとうまくできる
私にできることはない 私に何ができるかを考えよう
~しないといけない ~する
無理だ 何か方法があるはずだ

あなたは普段どちらの発言をよくしますか?

主体性を身につけ、そのように行動すると自分だけではなく、周囲にもいい影響を及ぼします。
実は周囲の人を幸せにするためには、まず自分自身が変わるところからスタートするしかないのです。自分が置かれた環境をいきなり変えることはできません。自分が置かれた環境の中で自分が何ができるかを考え行動することでしか、周囲を変えていくことはできないのです。

はじめに紹介したマイルを貯めることができない理由はすべて受身的な発言です。これを主体的な発言に変えるとどうなるでしょうか?

受身的な言葉 主体的な言葉
マイルを貯める手法が難しいからだ 分からないところは質問してみよう。Googleで検索して調べてみよう。
年齢が若くなくてパソコンが苦手だからだ 本を買ってパソコンをゼロから勉強してみよう
育児が忙しくて時間がないからだ 1週間の行動を書き出してみて時間がつくれないか考えてみよう
海外に住んでいて実践できないからだ 海外に住んでいても実践できる方法を調べてみよう。日本に帰国したときを狙って対策ができないか考えてみよう。

主体的に考えるか、受身的に考えるかは意識の問題です。但し、この意識を変えるためには訓練が必要です。

マイルも主体的に貯めるか、受身的に貯めるかで随分結果が変わってきます。自分で行動しなければ、マイルを貯めることはできません。周囲の人がマイルを貯めさせてくれるという巧い話は絶対にありません。

どちらの行動を選択するかは結局あなた次第です。

次回は「マイルを貯めるモチベーションを保つ方法」について話をします。7つの習慣のうち「第2の習慣 目的を持って始める」に関連した話です。

マイルを貯めることができていない人からよく聞く理由
時間がないからマイルが貯まらない

私はメルマガ読者を中心にこれまでに多くの人とコミュニケーションをとってきました。直接相談にのることもたびたびあります。マイルを貯めている人は勝手にどんどん貯めて、報告だけしてくれるので、相談にのる機会は多くありませんが、マイルをうまく貯めることができない人の相談には多くのっているので、悩みがよくわかります。

マイルを貯めることができない理由を聞くと圧倒的に多い回答が

マイルを貯める時間がない

これです。

もし、あなたがマイルをうまく貯めていないなら、「ドキッ」としたのではないでしょうか。

人間には「習慣」というものがあって、「重要度」「緊急度」の2つの軸で私たちの活動時間を次の4つの領域に分類すると面白いことが見えてきます。

緊急 緊急でない
重要

第1領域

  • 災害救助
  • 病気
  • 仕事のアポ
  • 仕事の納期

第2領域

  • マイルを貯める
  • 読書する
  • ランニングする
  • 語学を勉強する
重要でない

第3領域

  • 無駄な会議
  • 不必要なメール対応
  • 多くの報告書
  • 突然の来客

第4領域

  • 電車の中のスマホゲーム
  • だらだらテレビをみる
  • Facebookばかりみている
  • 長時間のおしゃべり

この4つに分類した領域の中で最も重要な領域はどこだと思いますか?

人間の活動で最も重要なのは第2領域の「緊急ではないが重要」な活動にあります。

マイルを貯める活動も緊急ではありませんが、私たちの人生を豊かにするという意味では重要な活動なので第2領域に入ります。マイルを貯めなくても死ぬことはありませんし、生活に困るということもありません。でも、マイルを貯めて旅行すると心が豊かになるという人にとっては、人生を豊かにするために重要な活動です。ただし、注意が必要なのは、「何を重要視するかは人による」ということです。

「マイルは貯めたいけど時間がない」と言っている人は、第1領域、第3領域、第4領域の活動に時間をとられています。第2領域以外の活動時間を意識的に減らせば、第2領域の活動時間を確保することができるのですが、これがなかなか難しい。

マイルを貯めることができる人とマイルを貯めることができない人の違いは第2領域の時間を確保しているか否かの違いでしかありません。マイルを貯める手法は消化できないほど公開しているので、マイルを貯める方法がないからマイルを貯めることができないわけでは決してないのです。

第1領域は緊急で重要な活動なので、活動は必ず行わなければいけません。災害、病気など突発的な活動は計画することはできないので、時間は短縮できません。ところがあらかじめ分かっている仕事の納期やアポは、しっかりと計画を立てて工夫すれば時間節約は十分に可能です。

第3領域緊急だけど重要ではない活動ですが、この活動にかなり時間をとられている人が多いです。重要ではない活動をしないという選択をするためには、重要な行動が何かを自分でしっかりと認識して、優先順位をつけておく必要があります。そうすれば、緊急であったとしても重要ではない行動に関して、「No!」ということもできるのです。

第4領域は緊急でもないし重要でもない活動なので、本当はやめてしまえばいいのですが、ストレス発散やカラダをリラックスできることもあるので、すべてをやめる必要はありません。1つだけやめてみたり、活動時間を意識的に短縮すればいいのです。

第1領域、第3領域、第4領域の活動を意識的に削減することで、確実に第2領域の活動時間を確保できるようになります。つまり、マイルを貯める活動時間を確保できるようになり、豊かなマイレージ生活を送ることもできるようになるのです。

今回紹介している「緊急度」「重要度」の時間マトリクスの考え方は私が考えたものではなく、昔読んで感銘を受けた「7つの習慣」という本に書かれています。

原本はちょっと読みづらいので、今では多くの解説書が出版されています。また、著者の息子さんが分かりやすく書き直した本も出版されています。「7つの習慣ティーンズ」は現代の事例を多く取り入れたりして、非常に読みやすかったです。

 

本記事で紹介した習慣は「7つの習慣」の中でも「第3の習慣 重要事項を優先する」と呼ばれている習慣で、他にも6つの習慣があります。他の習慣に関してもマイルを貯める活動に当てはめて考えると非常に興味深いので、記事を分けて順を追って紹介していきます。

「7つの習慣」にはマイルを貯める活動だけではなく、人生を豊かにするための非常に重要な行動指針が書かれていますので、ぜひ一度、勉強していただければと思います。自分の子供にも読ませたい一冊です。

7つの習慣

  • 第1の習慣 主体性を発揮する
  • 第2の習慣 目的を持って始める
  • 第3の習慣 重要事項を優先する ←今回の記事はここ
  • 第4の習慣 Win-Winを考える
  • 第5の習慣 理解してから理解される
  • 第6の習慣 相乗効果を発揮する
  • 第7の習慣 刃を研ぐ

次回は「マイルが貯まらないのは誰のせい?」という話をします。7つの習慣のうち「第1の習慣 主体性を発揮する」に関連した話です。