今回は私の「理念」についての話です。
「毎月2万マイルため、好きなときに好きなだけ空を飛ぶライフスタイル提案」
というコンセプトのもと、2013年7月に当サイトを立ち上げました。
使いきれないくらいのANAマイルの貯め方を知ったおかげで、私も家族を好きなだけ旅行に連れて行くことができるようになりました。
「マイレージを通して、家族をはじめとする自分の周囲の人を幸せにする1つの方法を広めたい。」
という理念のもと、マイレージ情報を発信してきたつもりです。
これに共感してくれて、
- 年に1回でいいから家族を旅行に連れて行きたい
- 家族をビジネスクラスで海外旅行に連れて行ってあげたい
という方が続出し、感謝の連絡もたくさんいただきました。
多くの方がANAマイルを貯めることに成功し、自分や家族、そして恋人、友人など周囲の人を少しだけ幸せにすることができるようになったことは私としても喜ばしいことです。
そして、2014年後半から私の心境は徐々に変化してきました。キッカケは「ふるさと納税」です。ふるさと納税は「日本全国民を巻き込んで、地方活性化を国が支援する」ためにつくられた制度です。私もこの制度に共感して、積極的にふるさと納税しています。
しかし、納税したお金の使い方は結局、各自治体の裁量に任されているわけで、その点を心配しています。(一応、納税するときに使徒を指定できますが、いくつかの選択肢から選択するだけ。)
ふるさと納税で集めたお金は「人を地方に呼び込むため」に使ってこそ効果が大きいものだと思っています。
ふるさと納税で貰えるものに関しても、特産品(米、肉、酒etc)よりも、宿泊施設の宿泊券などを充実させるべきです。ふるさと納税で貰えるものは納税額の半返しが基本です。例えば、1万円ふるさと納税すると、5千円分の特産品のお肉が貰えます。特産品は半返しでいいと思うのですが、宿泊施設の宿泊券は1万円納税したら、2万円分の利用券が貰えるくらいのプレミアムをつけるべきだと思います。そうすれば、少しでも人が地方に来てくれますし、来てくれさえすれば、そこでお金を使ってくれます。まず、「地方に実際に足を運んでくれること」こそが重要ではないでしょうか。
話は変わりますが、自民党の石破茂さんが、講演で話していたことで、考えさせられることがありました。彼も地域活性化に力を入れていて、今の日本の現状を説明してくれました。
今、日本は少子高齢化社会に直面し、地方からどんどん人がいなくなっています。地方の雇用もどんどんなくなっているので、若い人はどうしても都心部にいくしかありません。地方で唯一雇用を維持している介護・福祉も団塊の世代が亡くなる頃には、ほとんど需要がなくなり、雇用が維持できなくなるそうです。今、行動しないと、将来本当に日本は大変なことになってしまうのですが、色々知恵は絞っているようです。例えば、林業。日本はスウェーデンなどから木材を輸入していますが、その量を試算したところ、日本で1年間に伸びる木の分だけで日本の木材の使用量をまかなえるそうです。(実際にデータは見ていませんが。)しかし、林業する若者がいないのが現状で、現在、補助金を出して支援しています。
ふるさと納税や日本の少子高齢化の件などをみると、どうしても地方活性化の重要性を考えさせられるわけです。
そこで、私も
「マイレージの情報発信をキッカケに、地方活性化の力になる活動ができないか」
と考えるようになりました。
マイルを貯めて、ビジネスクラスやファーストクラスで海外旅行にいくのも確かに素晴らしく、自分の家族も幸せにできるので、これからも積極的に推奨していきます。でも今後はそれだけではなく、飛行機で国内を飛び回って旅行し、地方にどんどんお金を落とす人を増やすための活動や情報発信をしたいと考えています。私が勉強不足なだけで、まだまだ発信できる情報は山のようにあるはずです。
というわけで、今後は
「マイレージ情報発信を通じて地方を活性化する」
という理念を掲げます。
その先は「日本が幸せになる」「世界が幸せになる」ことにつながると信じていますが、まずは自分が幸せになり、家族が幸せになり、周囲の人が幸せになり、地方の人が幸せになり、そしてその範囲を少しずつ広げていくことが重要です。何事も小さなことから一歩ずつということで。
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