あなたがマイルをうまく貯めることができないとしましょう。
もしそんなとき、あなたはどう考えますか?
- マイルを貯める手法が難しいからだ
- 年齢が若くなくてパソコンが苦手だからだ
- 育児が忙しくて時間がないからだ
- 海外に住んでいて実践できないからだ
これは全部、メルマガ読者の話を聞いたときにでてきた実際の発言をメモしたものです。
本記事では、「7つの習慣」の中の「第1の習慣 主体性を発揮する」という習慣に関連付けて解決していきましょう。
- 第1の習慣 主体性を発揮する ←今回の記事はここ
- 第2の習慣 目的を持って始める
- 第3の習慣 重要事項を優先する
- 第4の習慣 Win-Winを考える
- 第5の習慣 理解してから理解される
- 第6の習慣 相乗効果を発揮する
- 第7の習慣 刃を研ぐ
最初が肝心とはよくいったもので、7つの習慣の中でも第1の習慣は残りの習慣を形成する上でもベースとなる習慣です。
普段から主体性がない考え方や行動をしている人は、何かできない理由を周囲の人や周囲の環境のせいにする傾向があります。これは普段から発する言葉にもよく現れます。
受身的な言葉 | 主体的な言葉 |
---|---|
~をしろと言われればする | 私がする |
私はそういう人間だ | 私はもっとうまくできる |
私にできることはない | 私に何ができるかを考えよう |
~しないといけない | ~する |
無理だ | 何か方法があるはずだ |
あなたは普段どちらの発言をよくしますか?
主体性を身につけ、そのように行動すると自分だけではなく、周囲にもいい影響を及ぼします。
実は周囲の人を幸せにするためには、まず自分自身が変わるところからスタートするしかないのです。自分が置かれた環境をいきなり変えることはできません。自分が置かれた環境の中で自分が何ができるかを考え行動することでしか、周囲を変えていくことはできないのです。
はじめに紹介したマイルを貯めることができない理由はすべて受身的な発言です。これを主体的な発言に変えるとどうなるでしょうか?
受身的な言葉 | 主体的な言葉 |
---|---|
マイルを貯める手法が難しいからだ | 分からないところは質問してみよう。Googleで検索して調べてみよう。 |
年齢が若くなくてパソコンが苦手だからだ | 本を買ってパソコンをゼロから勉強してみよう |
育児が忙しくて時間がないからだ | 1週間の行動を書き出してみて時間がつくれないか考えてみよう |
海外に住んでいて実践できないからだ | 海外に住んでいても実践できる方法を調べてみよう。日本に帰国したときを狙って対策ができないか考えてみよう。 |
主体的に考えるか、受身的に考えるかは意識の問題です。但し、この意識を変えるためには訓練が必要です。
マイルも主体的に貯めるか、受身的に貯めるかで随分結果が変わってきます。自分で行動しなければ、マイルを貯めることはできません。周囲の人がマイルを貯めさせてくれるという巧い話は絶対にありません。
どちらの行動を選択するかは結局あなた次第です。
次回は「マイルを貯めるモチベーションを保つ方法」について話をします。7つの習慣のうち「第2の習慣 目的を持って始める」に関連した話です。