羽田空港の駐車場は本当に混雑します。特に、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始、この3つの時期は最悪です。予約なしで行った場合、2時間、3時間待ちは当たり前。下手するとフライトの時間に間に合わないことさえありえます。
私が初めて車で羽田空港に行ったのは平日で、特に混雑することもなく入庫できました。その後、土曜日に車で羽田空港に行った時、最悪の事態に・・・駐車場待ちの車で長蛇の列ができていて、結局入庫までに1時間半くらいかかりました。その時は自分がフライトするわけではなく、人を羽田空港まで迎えにいっていたのですが、結局、飛行機の到着に間に合わずに待たせてしまいました。自分が飛行機に乗る時に、あの状況に陥ることを想像すると、ぞっとします。
本記事では羽田空港の駐車場混雑に対する3つの対処法を紹介します。
公共機関を使う
小さい子供や体の不自由な方がいると、どうしても車を使いたくなる気持ちはよく分かります。私も本当は車で行きたかったけど、頑張って電車を使った経験があります。
やはり羽田空港の駐車場の混雑に対応する最良の方法は公共機関(電車、モノレール)を使うことなのは間違いありません。ゴールデンウィーク、お盆、年末年始以外なら、タクシーやバスを使うという選択肢もありますが、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始は高速道路から混んでいるので、最良の方法とは言えません。
飛行機に乗り遅れるリスクが一番低いのは公共機関(電車、モノレール)でしょう。
駐車場を予約する
どうしても車を使わざるを得ない場合は、計画的に駐車場を予約しましょう。ゴールデンウィーク、お盆、年末年始は駐車場の予約をとることさえ困難になるので、とにかく早めの行動が鍵になります。
羽田空港は併設されている駐車場と近隣の民間駐車場があります。駐車場を利用する場合は、このどちらかを利用することになります。
羽田空港の駐車場を予約
羽田空港に併設された駐車場はP1、P2、P3、P4の4つがあります。駐車場はP1以外予約することができるのですが、P4は日本空港ビルディング株式会社が、P2、P3は財団法人空港環境整備協会が運営しているため、予約システムが異なります。
駐車料金はどちらも同じで1日1,500円、予約料金が1,000円です。実は周辺の駐車場に比べても料金は高くないのですが、羽田空港の駐車場は料金の問題ではなく、混雑しているかどうかの問題が大きすぎるので、料金を気にする人は少ないでしょう。
予約を開始できるのは利用開始日の30日前からです。8月1日から利用する場合、予約が受付可能になるのは7月2日からになります。ゴールデンウィーク、お盆、年末年始は、予約が可能になってから、2、3分で予約が埋まります。本当に数分の勝負です。この数分の勝負に勝つコツは、予約確定一歩手前まで操作を何度か練習しておくことです。インターネットで数量限定の商品を予約する時にも必ずやっておく手法になります。また、アクセスが集中するので、なるべく家のパソコンから光やケーブルテレビ等の速いインターネット回線を使うべきです。間違ってもスマホから予約しないようにしましょう。
30日前の勝負に敗れた場合は、とりあえず適当に平日に予約しておいて、常時キャンセルがでるのを監視しておくという方法もありますが、精神的に疲れるのであまりオススメできません。次の手段としては、近隣の民間駐車場を利用することを検討するのがいいでしょう。
ステータス会員の駐車場優先予約特典を利用する
ANAの場合、ダイヤモンド、プラチナ、SFC会員、JALの場合、JMBダイヤモンド、JGCプレミア、JMBサファイヤ、JMBクリスタルはP3駐車場の優先予約特典があります。
この特典は利用できれば最高のサービスです。この特典についてANAのプラチナデスクに電話して聞いてみました。
ANAのページのこちらのリンクから駐車場予約ページに飛びます。
ステータス会員なら、繁忙期でも日付が変わって30日後の予約が始まって駐車枠が埋まるまで、10分くらい時間に余裕があるようです。(とはいえ、5分以内に予約を完了させたほうがいいでしょう。)
羽田空港の駐車場を利用する際は、この特典は非常に強力ですね。
羽田空港国内線P3駐車場予約車専用入口
羽田空港国内線P3駐車場予約車専用入口は非常に入口が分かりにくかったので、入口までの道順を動画で撮影しました。
P3駐車場は第2ターミナル側になるのですが、第1ターミナル側を経由しないと入口にたどり着けないのがポイントです。はじめていったときには入口にたどり着くまでに10分くらい迷ってしまいました。
羽田空港の近隣の駐車場を予約
羽田空港近隣には民間の駐車場がたくさんあります。もちろん大抵の駐車場は羽田空港まで車で送迎してくれます。近隣といっても、車で5分〜15分くらいは離れていますので、待ち時間を含めると意外と時間をロスしてしまいます。
不便とはいえ、料金は羽田空港隣接の駐車場と比較して安くありません。普通、目的地から離れた駐車場のほうが安いことが多いのですが、特にゴールデンウィーク、お盆、年末年始は値段が跳ね上がります。需給のバランスが崩れている証拠です。
民間の駐車場は、羽田空港隣接の駐車場までシビアな戦いにはなりませんが、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始など、長期で預ける場合はすべての日程が確保できない場合があるので、早め早めの予約を心がけることが重要です。
またキャンセル料が無料の駐車場を予約して、羽田空港のキャンセル待ちを狙うテクニックもあります。
キャンセル料が無料の民間駐車場には次のようなところがあります。
- エイトパーキング
- つばさパーキング
- オーケーパーキング
- 京浜島パーキング
私はエイトパーキングを何度か利用したことがあります。
とにかく早めに行く
羽田空港隣接の駐車場も予約できず、近隣の民間駐車場も予約できず、さらにどうしても車を利用しないといけない事情がある場合は、とにかく早く行くしかありません。お昼の便でも早朝から行く必要があります。羽田空港はお店も充実していますし、数時間ならくつろげるので、早く到着する分には問題ありません。
一般的に朝9時以降は混雑するといわれていますが、繁忙期はもっと早い時間から混雑します。羽田空港駐車場には混雑具合をリアルタイムにみることができるiPosNetというサービスがありますので、繁忙期にどのくらいの時間から混み始めるのか確かめておくといいでしょう。
まとめ
羽田空港の駐車場混雑に対する対処法を3つ紹介しました。
もう一度復習しておくと
- 公共機関を使う
- 駐車場を予約する
- とにかく早めに行く
他にも方法はありますが、王道の対処法はこの3つではないでしょうか。
特にオススメなのがステータス会員になって、羽田空港の駐車場を搭乗日の30日前の午前0時に予約することです。羽田空港の駐車場の混雑は本当に面倒ですね。
私が提案するSFC修行(ANAのステータス会員)の記事も参考にしてみてください。