バラバラに貯めたANAマイルは合算することが可能です。
- 自分名義の複数のANAマイル口座の合算
- 家族のANAマイル口座の合算
本記事ではANAマイルの合算方法だけにとどまらず、ANAマイル合算の本当の威力について説明します。これまでの2倍、3倍のマイルが貯まるようになります。
自分名義の複数のANAマイル口座の合算
クレジットカード作成すると、それぞれのカードにマイレージ番号が付与されます。クレジットカードには「お客様番号」や「ANA Number」と記載されています。
それぞれの番号にマイルはたまるのですが、そのマイルは簡単な手続きで合算することが可能です。
専用フォーム、または電話で手続き可能です。
申請時にはどのマイル口座をメイン口座にするか明示する必要があります。できるだけステータスの高いマイル口座をメイン口座にするのがセオリーです。
最近では新しくクレジットカードを作成するときの申し込み用紙に、統合したいマイル口座番号を記載する欄があります。記載したマイル口座に貯まっているマイルが新しくつくるクレジットカードのマイル口座番号に統合されるようになります。新しくつくるクレジットカードのマイル口座がメイン口座番号になりますので、メイン口座を新しくつくるクレジットカードにしたくない場合は注意が必要です。
家族のANAマイル口座の合算
2010年4月1日から家族間でもマイルが合算できるようになりました。
「ANAカードファミリーマイル」
合算したマイルは下記の特典に利用することができます。
- ANA国内線特典航空券
- ANA国際線特典航空券
- ANA SKY コイン
- ANA国際線アップグレード特典
- 提携航空会社特典航空券
普通はANAマイルから飛行機とは関係ない各種ポイントやサービスに交換することができますが、それはできないということです。しかし、マイルは基本的には航空券をとるために使うものなので、まったく問題ではありません。
さて、この合算できるファミリーの範囲ですが、特典航空券の利用範囲よりは狭いです。
まず、ANAカードをメインカードにしているANAカード本会員を「プライム会員」として登録する必要があり、マイルはすべてプライム会員に集まってきます。
そしてファミリー会員の条件は2つあります。
- プライム会員と生計を同一にし同居するANAカード本会員またはANAカード家族会員
- プライム会員と生計を同一にし同居するANAマイレージクラブ会員(18歳未満および18歳の高校生の場合)
要するに、プライム会員からみて、生計を共にしている配偶者と両親と子供まで(一親等以内)ということになります。プライム会員の兄弟は二親等なのでNGです。
申し込み方法は2通り
- ANA SKY WEB
- 郵送
ANA SKY WEBでの登録は簡単なのですが、条件があって、家族が持っているカードが「家族会員カード」である必要があります。
ちなみにソラチカカードのメトロポイント経由でのマイル交換特典は「家族会員カードでは受けることができない」ので、郵送での手続きが必要になります。
郵送での手続きはちょっと面倒で、下記のいずれかの証明書を同封する必要があります。
- 各種健康保険証のコピー(参加申込される皆様全員分。氏名・生年月日・ご住所記載面〔カードタイプの場合は両面とも〕)
- 住民票(発行から3ヵ月以内のもの。参加申込される皆様の続柄・氏名・生年月日が記載されているもの。コピー可)
勤務・修学・療養等の事情で同居していなくても各種健康保険証のコピーや戸籍謄本を提出して、生計を共にしていることが証明できればOKということです。
さらに細かい内容に関してはANAのページをご覧ください。
ANAカードファミリーマイル
ANAマイル合算の本当の威力
ANAマイルの合算ができることとその方法に関しては、それほど大した情報ではなくて、ANAのホームページを確認すればいいだけです。
前置きが長くなりましたが、重要なのはここからです。
ANAマイルをお金をかけずに月18,000マイル(年間216,000マイル)貯める方法
この方法は1人だけで実践すると、月18,000マイルですが、家族で実践するとさらに2倍、3倍のマイルをためることができます。
但し、ソラチカカードのメトロポイント経由のマイル交換特典には「家族カードではマイル交換特典がついていない」という制限があります。
だから、家族に協力してもらってマイルを貯めるためには、家族にもソラチカカードを本会員としてつくってもらう必要があります。年会費が少し多めにかかってしまうというデメリットはありますが、それ以上にメリットのほうが多いです。
ANAマイルをお金をかけずに月18,000マイル(年間216,000マイル)貯める方法を踏まえた上で、ANAマイル貯め方で紹介している各種手法を実践していくわけですが、一人で実践する場合と比べて注意しないといけいのは「同一住所、同一IPではポイントが得られないサービスがある」ということです。
これは色々と対策を練る必要があって、例えばシステムが変わらない限り半永久的に月5千~1万マイル貯める方法を実践する場合を考えてみます。
ポイントサイトの100%還元で商品を購入する際に、「同一住所では1人しかポイントが承認されない」という制限がある場合があります。
この商品を自分と家族の2人で利用したい場合は、自分の分は自宅、家族の分は実家に商品を送るようにすれば、ポイントは承認されます。
また、ポイントサイト経由で、インターネット上のサービスを利用する場合、「同一IP」で同じサービスを利用すると、ポイントが承認されないことがあります。「IP」とはインターネット上の住所です。IPに関しては回避するのが簡単で、最近はスマホが圧倒的に普及してきているので、一人は家のパソコンから、もう一人はスマホ(家のWi-Fiに接続すると同一IPになるので、必ず、Wi-FiはOFFして利用すること)から申し込めば異なるIPになります。
単身赴任していたりして、別居している場合は、自宅住所が2つあるので、本当に何も考えなくてもマイルが2倍貯まるようになります。
ソラチカカードの特典では毎月20,000ポイント(=18,000マイル)までしか交換することができませんが、家族分が1人増えると、毎月40,000ポイント(=36,000マイル)まで交換することができます。
私は欲しいマイルの量によって調整していますが、SFC獲得を予定している2015年は大量のマイルが必要ですので、家族にも協力してもらって、ソラチカカード特典だけで毎月最低36,000マイル貯めています。その他、クレジットカード利用などもあるので、毎月40,000マイルくらいは貯まっています。使う予定のある分だけ貯めるのがベストなので、SFC取得条件を満たしたら、また減らします。
もし、さらにマイルが欲しいなら、別居している両親にソラチカカードつくってもらってマイルを貯めることもできますし、兄弟に協力してもらうことだって可能です。
まさに自分が貯めたいだけマイルを貯めることができる環境が整っているといえます。
まとめ
自分のマイルや家族のマイルは最もステータスが高いマイル口座に統合しましょう。そのステータスのサービスを受けることができます。
当サイトの手法は家族で実践しましょう。爆発的にマイルを貯めることが可能になり、異次元のANAマイル合算口座をみることも可能になるでしょう。