繁忙期に特典航空券でチケットをとる場合、フライト予定日の早い時間帯のチケットをとりたくても、最終便のチケットしかとれなかったという経験はありませんか?
特典航空券でとったチケットは、当日、空港で予約した便より早い便に変更することが可能です。
方法は2通りです。
- 空席があればすぐに変更可能
- 空席がない場合は空席待ち
当日、早めに行って、空席があれば問題なく早い便に変更が可能です。しかし、大抵は空席待ちとなります。
空席待ちをする場合、搭乗券発行カウンターに行って、整理券を受け取ります。カウンターで、自分より前に何人空席待ちしているか教えてくれます。
空席待ちにも優先順位があって、ダイヤモンド会員、プラチナ会員などの上級会員やSFC会員などが優先されるため、一般会員の場合には上級会員に割り込まれてしまいます。
整理券は「その日、1日間有効」ですので、無くさないようにしましょう。
空席待ちの整理券を受け取ってから、チケットをゲットするまでの流れを羽田空港の場合で説明します。
まず、保安検査場を「手荷物は預けず」に通過します。本来、預けるべき大型の荷物がある場合には、空席待ちという旨を保安検査場の係員に伝えます。
羽田空港では、出発時刻の約15分前に搭乗口で空席待ち向けのアナウンスが流れますので、出発時刻の20分前くらいには搭乗口で待機しておくようにします。
空席が出た場合には、空席待ちの優先順位が高い人から順に整理券Noが呼ばれますので、ちょっとドキドキしながら待ちます。自分より早い整理券Noの人が現れなかった場合には、順番がとばされます。
運良く、自分の整理券Noが呼ばれた場合には、搭乗口でその便への変更手続きをしてもらいます。また、手荷物はその時に預けることが可能です。
運悪く、自分の整理券Noが呼ばれなかった場合には、同じ整理券で次の便の空席待ちをすることになります。次の空席待ちする便までの時間が長い場合には、一度、保管検査場の外に出ることが可能です。羽田空港は外のほうが色々楽しめます。
1%くらいの人は予約していても搭乗しないそうですので、上級会員やSFC会員になっておけば、空席待ちで乗れる可能性は高いと思います。
特典航空券で早めの便の空席待ちする場合のポイントは2つです。
- できるだけ朝早く整理券を受け取ること
- 上級会員、またはSFC会員であること
上級会員が搭乗券発行カウンターのオープンと同時に整理券を受け取れば、繁忙期でもほぼ間違いなく早めの飛行機に搭乗できるでしょう。
SFCだけでも獲得しておくと、いざというときに何かと便利になります。