「家電製品を安く買いたいとき、どこで購入していますか?」
10年前は電気屋に行き、店員と交渉して安くしてもらうというのが普通でした。交渉手段は他の店の価格との比較です。
しかし、ITの進化と共に時代は変わり、価格比較サイト「価格.com」が登場。家電製品を安く買いたい場合は価格.com経由で購入するか、価格.comの最安値を店で見せて交渉する、というのが当たり前の時代になりました。
価格.comの時代が長く続いているわけですが、実は価格.comの最安値よりも安く購入する方法があります。すべての商品というわけではありませんが、かなりの商品を価格.comの最安値よりも安く購入することができます。
価格.comの最安値より安く買う具体的な方法
今回利用するのはこちら
ビックカメラの株主優待券です。
私は家族も含めて、ビックカメラの株式を保有しているので、半年に1回、大量の株主優待券が送られてくるのですが、この株主優待券はオークションで安く手に入れることができます。
この優待は使用期限があり、使用期限が近づいてくると10%前後安く購入することができます。
株主優待券は半年に1回発行されるため、使用期限は5月末と11月末のものがあります。そのため、安く購入するチャンスは5月末と11月末です。
この株主優待券で買い物をするわけですが、買い物をするのは「ビックカメラ.com」または、ビックカメラの店舗です。
ビックカメラ.comで購入する場合、商品の注文日から14日以内に株主優待券を郵送すれば、後日、株主優待券分の代金を銀行振り込みで返金してくれます。
11月30日に買い物した場合、12月13日までに株主優待券を郵送すればいいことになります。
今回の手法は株主優待券をオークションで安く調達することがポイントです。10%安く調達できれば、価格.comよりの価格よりも安くなる商品が結構あるのです。
ついでに、ヤフオクで株主優待券を使うときと、ビックカメラ.comを利用するときには、ポイントサイトを経由するとポイントバックされます。
例えば、ライフマイルですと、ヤフオクで1%、ビックカメラ.comで1%ポイントバックされます。
さらにライフマイルのポイントを20%増しで獲得する方法を利用すると、それぞれ1.2%になります。
価格比較例
では実際に1つ価格比較してみましょう。
比較するのは2014年11月29日時点のキヤノン「EOS 7D Mark Ⅱ」です。
価格.comでは税込201,996円です。
ビックカメラ.comでは税込224,618円で、ビックカメラポイント22,461円分がつくので、ポイント分を差し引いても202,157円です。
ポイント還元より、現金還元のほうがお得なので、普通の人なら迷わず価格.comの最安値の店で購入します。
しかし、ここでビックカメラ.comの株主優待券220,000円分は10%引の198,000円で調達することができるので、ビックカメラ.comでの価格224,618円は実際は202,618円(= 224,618円 – 220,000円 + 198,000円)ということになります。
さらに、株主優待券をヤフオクで購入するとライフマイルポイントが1.2%貰えるので、2,640ポイント、ビックカメラ.comでの利用で1.2%貰えるので2,695ポイントの合計5,335ライフマイルポイントが貰えます。
ついでに、エクストリームカードで購入すれば1.35%のANAマイルが貰えるので3,032ANAマイルも追加。(ANAマイラーの普段使い最強クレジットカード参照)
複雑ですが、整理すると、ビックカメラでEOS 7D Mark Ⅱを購入する場合、
現金202,618円で購入し、ビックカメラポイントが22,461円分と5,335ライフマイルポイントと3,032ANAマイルが貰えます。
価格.comの最安値で購入すると201,996円ですので、随分お得に購入することができることが分かります。価格.comの最安値の店はクレジットカードで購入できない場合はほとんどですので、その場合、ANAマイルが貰えません。
まとめ
家電製品を安く買うことにこだわる人は価格.comだけをチェックするのではなく、ビックカメラ.comの価格とビックカメラの株主優待券のオークション相場をチェックして比較しましょう。
ビックカメラ.comのほうが安く買えそうなら、株主優待券を調達して、ビックカメラ.comで購入しましょう。
ビックカメラの株主優待券は5月末と11月末にオークションで安くなるため、特にこの時期がオススメです。
ヤフオクとビックカメラ.comを利用するときは、ライフマイルを経由することを忘れずに!
2.4%のポイントがとれます。