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世界遺産となった「富士山」、そして1年に1度、数十分しか楽しめない「初日の出」を観ることはどちらもスペシャルなイベントです。

この「富士山」と「初日の出」という2つのスペシャルを掛け合わせることを人は考えるわけで、元旦には全国各地から富士山周辺に人が集まります。プロ、アマチュア写真家は大きな一眼レフカメラと三脚を持って、今か今かと日が昇るのを待ちます。

地上には絶景スポットとして知られている場所がいくつかあって、有名な場所には人が集まり、車が渋滞してしまいます。時間までに目標の場所にたどり着けずに初日の出を見逃してしまう人もいるほどです。

地上から観る絶景スポットもいいのですが、もっとスペシャルな場所、そして、我々マイラーに馴染みがある場所、そうです
「空の上から」
から観ることができるのをご存知でしょうか?

完全予約制で座席が確保できるので、非常に優雅に富士山と初日の出を観ることができます。ANAもJALも「初日の出フライト」を毎年企画していて、発売が開始されると、即日完売になるほどの人気です。おせち料理もでるので、おせちを食べながら優雅に空の上から富士山と初日の出を観るのは素晴らしい体験です。
ANA初日の出フライト
JAL初日の出フライト

実際にどんな絶景を観ることができるのかはGoogleで「初日の出フライト」と入力して画像検索してみてください。
初日の出フライト

Youtube検索すると動画を観ることもできます。

初日の出フライトYoutube

どんな景色を観る事ができるのか想像できましたか?しかし、画像や動画で観るのと実際に体験するのとでは「体験価値」が圧倒的に違います。一度乗ってみたくありませんか?

ちなみに初日の出フライトのルートは次の動画をご覧ください。(2014年のフライトです)
天候などによって、飛行ルートも変更されます。

気になる料金は座席によって異なりますが、せっかくのプレミアムイベントだからこそ、「最高の絶景スポット」を狙うことをオススメします。
JALの座席表で説明すると、最高の絶景スポットは次の図の位置です。

初日の出座席

JALではクラスJの座席、ANAはプレミアムクラスの座席の窓際ですね。せっかく初日の出を観るイベントなので、窓際の席じゃないと意味がありませんし、翼上の席だと翼ばかりみえてしまい、せっかくの景色を邪魔してしまいます。写真を撮ろうと思っても、イマイチな写真になってしまいますし。

私はスポーツ観戦でもいい席をとるようにします。できるだけ選手に近い場所のほうが熱気が伝わり、場の雰囲気も分かり、体験価値があがるためです。

やはり、狙うのは「最高の席」です。しかし、当然ですが、料金も高い。

2015年分は
ANAがペア(2席)で100,000円
JALがペアで81,000円
です。

  • 結婚10周年記念
  • 両親の還暦祝い

など、特別なイベントとしてはこのくらいは出してもいいのではないでしょうか?
(残念ながらマイルやSKYコインで支払うことはできません。)

料金が高くても座席数が少ないため、発売初日で席が完売します。だから、狙う場合は絶対に発売開始と同時に即電話です。

発売開始は例年11月中旬です。(2014年はANAが11/20、JALが11/12発売開始でした。)この時期になると、ホームページに掲載されますので、狙う場合は確実にチェックするようにしましょう。私も毎年メルマガでアナウンスするようにはしたいと思います。

雑記