galaxy_flight

ANAギャラクシーフライトとは貨物便として利用していた深夜の羽田〜沖縄の便の座席の一部を一般の乗客が登場できるようにしたサービスです。ANAが2014年にお試しで行ったサービスですが、かなり好評だったようで、2015年はサービスがさらに改良されました。この調子でいくと2016年以降もさらにサービスが改良され継続しそうです。

海外旅行にいくときは夜に出発して早朝早くに到着するというのはよくあるプランです。時間を有効活用して、思いっきり旅行を楽しむことが可能になります。羽田〜沖縄の搭乗時間は2時間半程度とはいえ、前後の時間を考えると4時間くらいは時間をロスしてしまいます。朝一の便で移動したとしても、観光できるのはお昼頃からです。ギャラクシーフライトのようなサービスに一定数の需要があることは容易に想像できます。

本記事では2014年と2015年のギャラクシーフライトのサービスの比較を行った後に、ギャラクシーフライトの3つのメリットと2つのデメリットについて考えてみます。

2014年と2015年のギャラクシーフライト比較

2014年 2015年
フライト時間 羽田 → 那覇 00:00 → 02:30
那覇 → 羽田 04:40 → 07:00
羽田 → 那覇 22:55 → 25:30
那覇 → 羽田 3:30 → 5:50
スキップサービス ×
自動チェックイン機 ×
ペットお預け ×
プレミアムクラス ×
PREMIUM CHECK-INカウンター × 21時まで
ANA LOUNGE × 羽田ANA LOUNGE(本館南)は21:00まで
羽田ANA SUITE LOUNGEは21:20まで
沖縄は利用不可
乗り継ぎチェックイン × 国際線、国内線からNH999便へ接続する他空港からの乗り継ぎ(スルー)チェックインは可能
沖縄空港から先の乗り継ぎ(スルー)チェックインは不可

前日に国内線からNH1000便へ接続する他空港からの乗り継ぎ(スルー)チェックインは不可
羽田空港から先の国内線への乗り継ぎ(スルー)チェックインは可能

ギャラクシーフライト3つのメリット

時間を最大限使える

l_048ギャラクシーフライト一番のメリットはやはり時間を最大限使って遊んだり、観光したりできることです。旅行初日の朝から沖縄を楽しめて、最終日の晩まで遊ぶことができます。体力のある若者にとっては非常に大きなメリットです。
仕事を夕方までしてから羽田空港に向かっても関東圏なら間に合います。

料金が安い

l_076料金が旅割60だと10,900円からと通常の運賃よりも安く価格設定されています。通常のフライトよりも多少サービスが限定されることを差し引いても、お得な料金設定となっています。
プレミアムクラスに関してはプレミアム旅割28がかなり安く設定されています。プレミアム旅割28が取れなくても、プレミアム特割でも悪くありません。

プレミアムクラス設定でSFC修行にも利用可能

2113-lang-multiSFC修行にもギャラクシーフライトは有効利用することが可能です。例えば、プレミアム旅割28は27,490円で、プレミアムポイントは2,860ポイント貯まるので9.61円/PPとなり、資金効率としても悪くありません。しかも、死ぬ気で頑張れば、金曜日の夜に出発して、日曜日の夕方に帰ってくる修行で6往復できそうです。2日+αで一気に34,320プレミアムポイント獲得することができ、修行の7割が終了します。さすがにやりたくありませんけどね・・・

ギャラクシーフライト2つのデメリット

沖縄の受け入れ体制が不十分

photo0000-2277

搭乗する時間帯は深夜ですので、空港内外のお店がほとんど営業時間外です。羽田から搭乗する際は、時間を調整して羽田に行けばいいので問題ありませんが、到着後はホテルをとっておくか、または朝までどこかで時間を潰す必要があります。しかも公共の交通手段もありませんので、基本的にタクシーか徒歩になります。那覇から搭乗する際も深夜3時まで時間を潰せるところは中々ありません。
ANAが毎年ギャラクシーフライトを行うことを確定させれば、沖縄の受け入れ体制も整ってくると思うので、今後に期待したいところです。

SFC修行に利用する場合CAさんが同じ

imagesSFC修行でギャラクシーフライトを利用する場合、羽田発22:55→25:30、那覇発03:30→05:50を利用することになりますが、往路復路には同じCAさんが搭乗します。プレミアムクラスを利用しないなら、それほど恥ずかしくありませんが、プレミアムクラスを利用する場合、少なからずCAさんと会話します。120%顔を覚えられているのでかなり恥ずかしいですし、怪しがられます。この恥ずかしさを乗り越えてこそのSFC修行という人もいますが・・・

まとめ

ギャラクシーフライトはANAとしては面白いチャレンジです。一部の人には確実に需要があるサービスですので、2016年以降も継続してほしいと思います。そして徐々にサービスを拡充し、沖縄の受け入れ体制も整備していってほしいところです。有料でもいいので、ギャラクシーフライト搭乗者にANAラウンジを開放するだけで、相当快適なフライトになります。運営コストを考えて、ANAラウンジ内のドリンクサービス等は無しで、コスト削減してもOKですので。

雑記