ANAマイルの人気は2013年現在も高いままです。マイルで特典航空券を入手しようとしている人は必死になってマイルを貯めます。確かに特典航空券を入手することはマイルを貯める醍醐味といっていいでしょう。貯めたマイルで航空券を入手したときのお得感はスゴイものがあります。

しかし、マイルを貯めることは本当にお得なのでしょうか？どのくらいお得なのか知らずに、なんとなくマイルを貯めていませんか？

そこで今回は特典航空券を入手するという観点から、「1マイルの価値は何円なのか」具体的に計算してみました。マイルのお得感を再確認するとともに、ますますマイル獲得に励むことができるでしょう。

マイルの価値を正確に理解していなくて、なんとなくマイルを貯めている方、これからマイルを貯めようと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

ANA国内線の特典航空券に交換する場合のマイルの価値

「夏休みに沖縄！」ということで、8月1日の羽田空港から那覇空港往復の料金を比較してみましょう。

マイルを特典航空券に交換するときは、ローシーズン、レギュラーシーズン、ハイシーズンで必要なマイル数が異なります。ローシーズンは14,000マイル、レギュラーシーズンは18,000マイル、ハイシーズンは21,000マイルが必要です。今回はレギュラーシーズンでの計算となります。

通常料金で旅行にいくことはなかなかないかもしれませんが、急に旅行に行くことになった場合には利用することもあるかもしれません。また、旅割55は確かに安いのですが、競争率が高すぎてなかなか取得できないのと、一度購入したらキャンセルができないというデメリットもあります。

ANA国際線の特典航空券に交換する場合のマイルの価値

やはりANAマイルの価値があるのは国際線の特典航空券です。

日本(成田)からニューヨークまでのANA特典航空券に必要なマイルの価値をみてみましょう。

国内線と比較して、国際線の特典航空券は非常に高くなっています。
国際線のエコノミークラス、ビジネスクラスには様々な割引がありますので、早く予約しないといけなかったり、キャンセルができないという問題を除けば、マイルの価値は下がります。
しかし、ファーストクラスだけは割引がないので、マイルの価値はMAXになります。

国際線のファーストクラスの特典航空券は数が少なく、取得するのはなかなか至難の業なので、別の記事で詳しく説明します。

ANAマイルの価値

ANAマイルは長距離国際線でファーストクラス、ビジネスクラスの特典航空券を取得する際に最も価値が高まる。